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松花堂庭園の内園及び内園に通じる通路周辺が国の名勝に指定されました。
指定範囲は、草庵松花堂や泉の坊書院、東車塚古墳後円部の
築山などで構成される内園全体と、東高野街道に通じる松花堂旧正門
から女郎花塚を経て内園に通じる石畳周辺(内園導入部分)です。
これにより松花堂庭園では、昭和32年に指定を受けた国指定史跡
「松花堂及びその跡」とともに、国指定名勝「松花堂及び書院庭園」
が、国の重要な記念物(文化財)として登録されることになりました。
◇名勝指定
松花堂及び書院庭園は江戸時代後期の遺風を伝えるとともに、近代に特有の
景物の在り方が随所にみられ、その芸術上の価値および近代日本庭園史に
おける学術上の価値は高く、名勝に指定し保護を図るものです。
◇松花堂及び書院庭園の構成
1.旧正門から書院玄関へと通ずる導入部
2.草庵「松花堂」の周辺の露地庭
3.書院の東西に展開する枯山水
4.書院の南に展開する池泉(ちせん)・築山(つきやま)など
の計4つの部分からなります。
1.旧正門から書院玄関へと通ずる導入部
2.草庵「松花堂」の周辺の露地庭
3.書院の東西に展開する枯山水
4.書院の南に展開する池泉(ちせん)・築山(つきやま)など
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